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2021年09月02日

産業用ロボットの正しい選び方

産業用ロボットの導入を検討する場合、選択の方法が難しいことがあります。たとえば、大手自動車メーカーで使用されている大型の産業用ロボットと、他の企業の工場で使用されている産業用ロボットとでは、大きく異なることがあります。

大型の産業用ロボットが必要なのか、近年開発が盛んな協働ロボットとは何なのか。外観以外にどのような違いがあるのか。さらに、導入からランニングまで含めたコストなど、企業の経営陣や購入担当者にはわからないことがあります。

ここでは、産業用ロボットと協働ロボットの違いや、協働ロボットを選択するときのポイントをわかりやすく説明します。

産業用ロボットと協働ロボットの違い
2013年の労働安全衛生規則の改定により、安全柵なしでの人とロボットの共同作業が可能になりました。これに加え、ロボット技術の進歩により、本体に安全センサーを備えるなど人との共同作業を前提とした新たなロボットが誕生してきました。これが「協働ロボット」です。

ここでは、産業用ロボットと協働ロボットの主な違いについて説明します。両者には安全性やティーチング、作業への柔軟性・コストなどの面で大きな違いがあり、工場の自動化を目指すにあたって十分に理解しておくべき重要な点といえます。

産業用ロボットと協働ロボットの違い-1:安全性
従来の産業用ロボットが人間の作業員の代わりに働くように設計されているのに対し、協働ロボットは人と一緒に働くように設計されています。人の動きは機械に比べて不規則であるため、協働ロボットにはどのような場合でも人を傷付けない安全性が必要です。このため、協働ロボットは人の接近や、人が当たったことなどを感知するセンサーを備えています。これにより、狭い空間でも事故を回避しつつ人との共同作業を実現します。

産業用ロボットと協働ロボットの違い-2:ティーチング
従来の産業用ロボットのティーチングは難易度が高く、習得には時間を要しました。協働ロボットは、ダイレクトティーチング(直接教示法)や自動でキャリブレーションを行う機能など、ティーチング作業を簡単にできる機能を搭載しています。協働ロボットのティーチングの機能はプログラミングを容易にするばかりではなく、多品種生産への柔軟な対応を可能にします。これら協働ロボットの利点は、導入と運用開始に要するコストを下げ、段取り替えの工数を大幅に削減します。

産業用ロボットと協働ロボットの違い-3:柔軟性
工程に設置し作業するロボットである限り、ワークを運んでくるコンベアやパレットなど各種搬送装置との制御の同期といった柔軟性は重要です。特に搬送されてくるワークは向きや色が揃っていない場合、ロボットビジョンなどによる判別が必要になります。これらロボット本体周辺の機器への柔軟な対応力は、導入や運用のコスト、適用業務の広さに大きく影響します。そして、この柔軟性は従来の産業用ロボットでは実現が難しい点であり、協働ロボットが作業者に優しいロボットであるゆえんといえます。

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Posted by emma at 16:42│Comments(0)
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